Wordでページを削除する方法:初心者から上級者までの完全ガイド
Wordで邪魔なページをさくっと消すコツ
Microsoft Wordでどうしても消せないページにお困りですか?空白のページがずっと残っているとか、細工されたようなフォーマットが邪魔をしている場合があります。でも、ちょっとしたコツさえわかれば意外と簡単に片付けられます。その方法は、不要なページの中身をすべて選択して削除すること。特に空白や不可視の改行記号が原因の場合は、それも併せて取り除きましょう。ここでは、手間なくきれいに作業を進めるためのポイントを紹介します。
まずはページ内の全内容を選択しよう
最初に、その不要なページの内容をすべて選びます。テキストや画像があれば、クリック&ドラッグで選択してください。ページが埋まっている場合は、Ctrl + A(Macの場合はCmd + A)を使えば一気に選択完了です。すべての内容を確実に掴んでから削除操作を行わないと、残してしまうことも。慎重に選択しましょう。
Deleteキーを押してさよなら
選択したら、あとはDelete(削除)キーを押すだけです。WindowsならCtrl + DeleteやBackspaceも便利。Macの場合はDeleteやFn + Deleteで同様です。これで選択範囲がキレイに消え、残った内容が自動的に上に詰まるので見た目もスッキリ。ただし、Wordでは他に隠れた要素が影響している場合もありますので、油断は禁物です。
隠れたページ区切りを見つけよう
それでもページが残る場合は、ページ区切り(改ページ)が原因かもしれません。これはWordが強制的に次のページへジャンプさせるための目印です。これを見つけるには、「ホーム」タブの段落記号(¶)をクリックしてフォーマット記号を表示させてください。WindowsならCtrl + Shift + 8を押すだけ。Macも同じアイコンかCmd + 8で表示可能です。表示されたページ区切りを選択して削除すれば、ページが消えるはずです。
見えない段落記号や余分な空白を取り除く
空白ページの原因のひとつは、見えない段落記号や余分なスペースです。フォーマット記号を表示させた状態で、不要な段落記号や空白を見つけて削除しましょう。特に記号だらけのページには、削除すべきポイントがたくさんあります。ショートカットCtrl + Shift + 8やCmd + 8で表示して丁寧に掃除してくださいね。
作業完了!保存と再確認
すべてが整ったら、一旦保存します。ファイル > 保存(WindowsはCtrl + S、MacはCmd + S)を忘れずに。その後、ファイル > 閉じるを選び、再び開いて変化が反映されているか確認しましょう。Windowsの場合はAlt + F4でもWordを終了できます。これで見た目も整い、余計なスペースやバグもリセットされるので安心です。
次回に備える!ページ削除の便利テクニック
継続的に作業をスムーズに進めるには、念のためバックアップを取る習慣をつけましょう。ビュータブのナビゲーションウィンドウもおすすめです。Windowsは表示 > ナビゲーションウィンドウ、Macも同じ場所にあります。セクション区切りや複雑な書式設定により、意図しないページができてしまうことも。フォーマット記号を切り替えて確認しましょう。さらに、表に空行や空列が潜んでいると余計なスペースに。EndキーやBackspaceを使ってさばきましょう。
Wordのページ削除に関するよくある質問
なぜ空白ページが残るの?
空白ページは多くの場合、段落記号やセクション区切りなどの不可視の要素が原因です。Ctrl + Shift + 8やCmd + 8を押して表示させて、それらを削除すれば解決します。
間のページを一気に削除するにはどうしたらいい?
対象ページの内容をドラッグで選択するか、ショートカットCtrl + G(Windows)またはOption + Command + G(Mac)でページ番号を入力し、「ジャンプ」します。その後、Shift + End(Windows)やShift + Command + Down Arrow(Mac)を押してページの最後まで選択し、Deleteを実行してください。これでページ丸ごとスッキリです。
すべてキーボード操作だけでできる?
もちろん!Ctrl + AやCmd + Aですべて選択し、Deleteで一掃。特定のページだけ操作したい場合はCtrl + GやOption + Command + Gでページにジャンプし、選択操作を行えばOKです。
これをやると書式が乱れたりしない?
ページを削除するときは、特にセクション区切りや複雑な書式設定には注意を。最初にバックアップを取るのも忘れずに。万一崩れる場合は、元に戻す(Undo)(Ctrl + Z / Cmd + Z)を使えばすぐ復旧します。
今後空白ページができにくくするにはどうしたらいい?
編集中はレイアウトに注意し、不要な段落記号(Ctrl + Shift + 8 / Cmd + 8)やページ・セクション区切り(挿入 > ページ区切りやCtrl + Enter / Cmd + Enter)を極力避けましょう。表示/非表示 ¶の機能も役立ちます。ヘッダー・フッターや余白も確認し、不要な余白や空白をなくす工夫も重要です。
ページを確実に削除するための最終ポイント
- ページ内の全内容を選択
- Deleteを押し、隠れた区切り線(Ctrl + Shift + 8やCmd + 8)も確認して削除
- ナビゲーションウィンドウを利用して見落とし回避(表示 > ナビゲーションウィンドウ、Ctrl + F)
- 段落記号やフォーマット記号が残っていないかチェック
- 保存・閉じて作業完了(ファイル > 保存、Ctrl + S / Cmd + S)
Wordで不要なページを取り除く作業は、それほど難しくありません。ポイントは、内容を選択し、「表示/非表示 ¶」を活用して隠れた要素を見つけ出すこと。必要なときに区切りを管理すれば、あとはショートカットとちょっとしたコツで簡単に解決できます。まずはバックアップを忘れずに行い、ストレスフリーな文書作りを心掛けましょう。