Windows 10でRAMの容量を確認する方法:初心者向けステップバイステップガイド
Windows 10でRAMを確認するには?
自分のパソコンに搭載されているRAMの容量を調べるのは、とても簡単です。特にトラブルシューティングをしたり、自分のシステムの性能を知りたい時には必須の作業。ここでは、難しい専門用語なしで誰でもできる方法をご紹介します。
システムのプロパティでさっと確認
まず、デスクトップ上にある「このPC」アイコンを見つけてください。アイコンを右クリックし、「プロパティ」を選択すると、システムの基本情報が表示されます。その中に「インストールされているメモリ」欄があります。もし「このPC」アイコンが見当たらなかったら、エクスプローラー内のどこかにありますし、直接 Windows + Pause キーを同時押ししてもすぐに開きます。とっても簡単です!
ただし、ここに表示されるRAMの情報は、「インストール済みメモリ」セクションに出ています。シンプルだけど確実に役立つ情報です。
タスクマネージャーでリアルタイムの状況をチェック
実際にメモリがどれくらい使われているかを知りたい時は、タスクマネージャーが便利です。Ctrl + Shift + Escを同時押しして開き、「パフォーマンス」タブをクリック、その中の「メモリ」を選びます。ここでは、今どれだけのRAMが使われているかのリアルタイム表示が見られます。複数のアプリや高負荷のソフトを動かしていると、面白い状況が見えてきますよ。なんだかワクワクしますね!
もっと詳しく確認したい場合は、コマンドプロンプトやPowerShellを開いて、次のコマンドを入力してください:systeminfo | findstr /C:"Total Physical Memory" /C:"Available Physical Memory"
。まるで魔法のように数字が出てきます。
設定アプリから詳しいスペックをチェック
もう一つの方法はWindowsの設定からです。スタートメニューをクリックし、歯車アイコンの設定を開いてください。その中のシステム > 情報を選びます。スクロールダウンすれば、RAMの容量が他のスペックとともに表示されます。システムのアーキテクチャ(32ビットか64ビットか)や詳細情報を確認したい時に便利です。
さらに詳しい情報を知りたい場合は、システム情報アプリにアクセスしましょう。スタートメニューの検索バーにmsinfo32
と入力すればOK。これだけで、メモリの速度や型番といった細かい情報も一目で分かりますよ!
パフォーマンス管理のヒント
メモリ使用状況を監視しておくことは、長期的に見ても大切です。常に80%以上の高負荷状態が続く場合、追加のRAMが必要かもしれません。また、定期的にWindowsアップデートを行うこともお勧めします。アップデートにはバグ修正も含まれており、メモリの挙動を安定させることに役立ちます。
さらに、より詳細な診断が必要なら、MemTest86などのサードパーティーツールを使うのも検討してください。診断を行いたい場合は、Windows + Rを押して、mdsched.exe
と入力し、指示に従って再起動してください。これは、メモリのトラブルを未然に防ぐための基本的なステップです。
よくある質問
RAMに問題があるかどうかの見分け方は?
システムの動作が遅くなったり、突然クラッシュしたり、フリーズする場合は、RAMに問題がある可能性があります。特に軽い作業中に高いメモリ使用率を示す場合は要注意。例えば、ウェブブラウザが必要以上にメモリを使っている場合などです。
ノートパソコンのRAMをアップグレードできる?
多くのノートパソコンではアップグレード可能ですが、事前に取扱説明書を確認したり、CPU-Zなどのツールを使って現在のスペックを確認するのがおすすめです。アップグレードには底面のパネルを開ける作業が必要なことも多いため、モデルに合った注意点を調べてから作業してくださいね。
もっと快適に使うにはRAMを増やさなくてもいいの?
もちろん!不要なアプリを閉じたり、タスクマネージャーの「スタートアップ」タブから自動起動を減らしたり、ディスククリーンアップ(cleanmgr
を実行)やハードドライブのデフラグも効果的です。ちょっとした管理で、快適さがぐっと向上しますよ。
RAMとハードドライブの容量は何が違うの?
RAMは短期記憶のようなもので、高速だけどパソコンの電源を切ると消えてしまいます。一方、ハードドライブは長期的な記憶領域で、ファイルやプログラムを保存しておき、電源を切ってもデータは残ります。両方とも重要ですが、それぞれの役割は違います。
メモリの故障をテストするには?
Windowsのメモリ診断ツールを使います。mdsched.exe
を起動し、再起動して診断を実行してください。エラーが見つかった場合は、メモリの交換を検討した方が良いでしょう。
まとめ
RAMの状態を把握しておくことは、システムのパフォーマンスを維持する上で非常に重要です。何をどれだけ持っているかを確認しておくと、ソフトウェアの負荷が増えてもスムーズに動き続けられます。もし動作が重くなったと感じたら、高速化のためにRAMを増設するのも一つの手です。この記事が少しでもお役に立てれば幸いです!
確認リスト:
- 「このPC」を右クリックまたはWindows + Pauseで素早くRAM情報を確認
- タスクマネージャー(Ctrl + Shift + Esc)でリソースを占有しているアプリを確認
- 設定や
msinfo32
で詳細情報をじっくり確認