WindowsのXbox Game Barを使った画面録画のやり方

Windowsで画面を録画したい?実は、とても簡単です。OSに標準装備されているXbox Game Barを使えば、手軽に録画できます。本格的にゲームプレイを記録するために作られましたが、誰でも自分の画面をキャプチャしたいときに大活躍。ちょっとしたショートカットキーを押すだけで準備OK。Game Barが表示されたら、「キャプチャ」ウィジェットに注目してみてください。あとは、録画ボタン(丸いアイコン)をクリックするか、Win + Alt + Rを押すだけで録画を開始できます。もし手動で操作したいときは、Win + Gを押すとオーバーレイが表示され、各種設定や操作が可能です。

画面録画のはじめ方

Xbox Game Barを使いこなせば、画面録画はもちろん、サードパーティ製のソフトをわざわざインストールする必要もなくなります。見た目はシンプルですが、細かい設定を理解しておくことが重要です。この記事では、まず録画を始める方法、設定のカスタマイズ、録画ファイルの保存場所まで分かりやすく解説します。初心者やあまり技術に自信がない方でも、気軽に録画を始められる内容になっています!

Xbox Game Barを開く

はじめに、Xbox Game Barを有効化しましょう。WindowsキーとGキーを同時に押すだけです。もし「ゲーム用のツールですか?」と尋ねるウィンドウが出たら、「はい」を選びます。その後、設定 > ゲーム > Xbox Game Barへ進んで、「ゲームクリップの録画などにXbox Game Barを有効にする」がオンになっているか確認してください。ここではショートカットキーの変更もできるので、自分に合った操作方法を設定しておくと便利です。

キャプチャウィジェットを呼び出す

オーバーレイ内に「キャプチャ」ウィジェットが表示されているか確認します。もし見つからない場合は、ウィジェットメニューから選んで追加しましょう。必要なツールだけを画面に配置できるので、設定の手間も省けます。キャプチャウィジェットには、録画の開始・停止・一時停止ボタンや、スクリーンショットを撮るためのアイコン(Win + Alt + PrtScn)もあります。素早く必要な場面をキャプチャできて便利です。

録画スタート!

準備が整ったら、キャプチャウィジェットの録画ボタンをクリックするか、Win + Alt + Rのショートカットキーを押すだけです。これだけで録画が始まります。画面の映像だけでなく、設定次第では音声も録音可能です。音声も録音したい場合は、設定 > ゲーム > キャプチャから「オーディオの録音」を有効にしましょう。マウスの動きも一緒に記録したいなら、「マウスポインターをキャプチャする」の設定もオンにしてください。録画中は通知や邪魔なウィンドウを閉じておくとクリーンな映像に仕上がります。

録画を終える

録画を終えたいときは、Win + Alt + Rを再度押すか、オーバーレイの停止ボタンをクリックします。録画した動画は自動的にこのPC > 動画 > キャプチャに保存されます。保存場所は設定 > ゲーム > キャプチャ > 保存場所から変更可能です。保存形式はMP4で、ほとんどの動画編集ソフトに対応しています。ただし、ファイル名は日付と時間が入る形式(例:Capture (2023-10-21 15-30-00).mp4)になるため、多数のファイルを管理するときは名前を変更しておくと良いでしょう。

録画した動画の確認と管理

録画した動画はVideos > Capturesフォルダ内に保存されています。エクスプローラーを開き、「This PC > Videos > Captures」にアクセスすれば見つかります。標準のファイル名はタイムスタンプ付きですが、保存場所を変更したい場合は設定 > ゲーム > キャプチャから調整可能です。保存した動画は、写真アプリや、ShotcutDaVinci Resolveなどの編集ツールを使ってトリミングや加工もできます。

快適に録画するためのヒント

よりスムーズに画面録画を行うには、次のポイントを抑えておきましょう:

  • Win + Alt + Rのショートカットに慣れておく。
  • 設定 > ゲーム > キャプチャでマイクの設定を確認し、声も記録できるようにしておく。
  • 不要なアプリやバックグラウンドを閉じて、処理負荷を軽減。タスクマネージャCtrl + Shift + Escですぐ呼び出せます。
  • 事前にテスト録画をして、音声や画質をチェックしておきましょう。
  • 後から不要部分をカットしたり編集したりして、完成度を高めてください。

よくある質問:Windowsの録画について

サードパーティなしで画面録画は可能?

はい、Windows 10や11には標準でXbox Game Barという録画ツールがあります。使い方は簡単です:

Win + Alt + Rを押すだけ。

これだけで、録画の開始と停止がシンプルに行えます。

録画時間に制限はありますか?

特に時間制限はありませんが、保存できる時間はストレージの空き容量次第です。長時間録る場合は、録画を途中で分割したり、編集して不要部分を削除しておくと後が楽です。

録音も一緒にできますか?

もちろんです。設定 > ゲーム > キャプチャで「ゲーム録画中に音声を記録する」をオンにしましょう。マイクの設定は設定 > システム > サウンドの入力から調整してください。

録画ファイルの保存先はどこ?

デフォルトはVideos > Capturesです。エクスプローラーからThis PC > Videos > Capturesフォルダを開けば見つかります。保存場所を変えたいときは、設定 > ゲーム > キャプチャから変更可能です。

録画範囲を限定できますか?

残念ながら、Xbox Game Barは基本的に画面全体を録画します。特定の部分だけを録りたい場合は、一旦画面全体を録画した後、動画編集ソフトでトリミングしてください。

画面録画の手順まとめ

  1. Win + GでXbox Game Barを開く
  2. 「キャプチャ」ウィジェットを表示し、設定を整える
  3. 録画ボタンをクリックまたはWin + Alt + Rを押す
  4. 終了するときも同じキーかオーバーレイの停止ボタンで簡単に止められます
  5. 動画はThis PC > Videos > Capturesに保存されます

Xbox Game Barを使った録画の総まとめ

結論、Windowsで画面録画をしたいなら、Xbox Game Barを使うのが一番手軽です。そのシンプルな操作と豊富な機能は、ゲームプレイの記録やちょっとした操作動画にもぴったり。Win + Alt + Rなどのショートカットに慣れれば、作業の効率もぐっと上がります。設定やファイル管理も工夫次第で楽になるので、まずは標準のツールから試してみてください。サードパーティ製のツールに手を出す前に、ぜひこの内蔵ツールを覗いてみてはいかがでしょうか。