初心者向け:Windowsのバージョン確認方法をわかりやすく解説
今使っているWindowsのバージョンを調べるには?
Windowsのバージョンを調べるのはとても簡単です。トラブルシューティングやソフトの互換性チェック、何気なく気になったときに役立ちます。正確なバージョンを把握しておくと、ソフトのインストールやアップグレードのタイミングも迷わずに済みます。しかも、設定画面をちょっと触るだけや、コマンドプロンプトにコマンドを打ち込むだけと、手軽に調べられる方法がいくつかあります。
設定メニューから確認する
最もシンプルでわかりやすいのは、「設定」アプリを使う方法です。画面左下のスタートボタン(Windowsのロゴアイコン)をクリックして、歯車のアイコン「設定」を選びましょう。設定画面には色々なオプションがありますが、そこから システム を開き、「左側のメニュー」の中の バージョン情報 に進みます。ここで、あなたのPCが搭載しているプロセッサやメモリだけでなく、Windowsのバージョンやビルド番号も一目でわかります。新しいソフトが動くかどうかを確認するのにも便利です。
ちなみに、もっと詳しいシステム情報をすぐに知りたい場合:
キーボードの Windowsキー + R を押して、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開き、msinfo32
と入力してEnterを押しましょう。これで「システム情報」ウィンドウが開き、ハードウェアやソフトウェアの詳細を深掘りできます。
コマンドプロンプトを使ったクイックチェック
設定やメニューをたどるのは面倒…。という方には、コマンドプロンプトがおすすめです。スタートメニューの検索バーに「cmd」と入力してエンターを押すとコマンドプロンプトが開きます。あるいは、Windowsキー + R で「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開き、cmd
と入力してEnterもOKです。
そこに winver
と入力してエンターを押すと、あなたのWindowsのバージョンとエディション、ビルド番号が小さなウィンドウで表示されます。とても手早く確認できます。
もう一つ便利なコマンド:
OSの詳しい情報を知りたい場合は、
systeminfo | findstr /B /C:"OS 名" /C:"OS バージョン"
と入力してみてください。ちょっと長いですが、必要な情報だけを抜き出して表示します。
便利なヒント:作業をスムーズにするコツ
ここにいくつか便利なコマンドや方法を押さえておくと、作業がグッと楽になります:
- 簡単に設定画面に飛べる:Windowsキー + I
- 素早くバージョン確認:コマンドプロンプトで
winver
- 詳細情報を見る:システム情報アプリは
msinfo32
から起動 - Windows 10/11 であれば、スタートメニューの検索に「システム」と入力するだけでもすぐアクセスできます。
もちろん、セキュリティや機能向上のためにWindowsは常に最新状態に保つのが大切です。ソフトのインストール前にバージョンを確認し、アップデートも怠らないようにしましょうね。
よくある質問:Windowsのバージョン確認について
Windows 10 と 11 はどう見分けるの?
とっても簡単です!設定の システム > バージョン情報 のページを見れば、一目でわかります。あなたのPCがWindows 10なのか、Windows 11なのかがしっかり記載されています。
メニュー操作なしでバージョン確認はできる?
もちろんです!コマンドプロンプトを開いて、winver
と入力すれば、小さなウインドウにバージョン情報が表示されます。
または、Windowsキー + R で「ファイル名を指定して実行」→ cmd
と入力し、systeminfo | findstr /B /C:"OS 名" /C:"OS バージョン"
を実行して詳細情報をゲットできます。
なぜ自分のWindowsバージョンを知る必要があるの?
これは、トラブルシューティングやソフトの互換性確認、安全対策のために非常に重要です。多くのソフトは対応しているバージョンのリストを持っているので、自分のバージョンが対応範囲に入っているか確認しましょう。最新の状態を保つことで、セキュリティの脆弱性を防げる効果もあります。定期的に Windows Update をチェックしましょうね。
古いバージョンのまま放っておいたらどうなる?
アップデートしましょう!
設定から 更新とセキュリティ > Windows Update から「更新プログラムのチェック」をクリック。
コマンドを使いたい方は、コマンドプロンプトで wuauclt /detectnow
を入力して、すぐに最新の状態にすることも可能です。ただし、インターネットに接続している必要があります。
もっと詳しい自分のPC情報を知るには?
システム情報アプリ(msinfo32
)を使うのが確実です。信頼できるサードパーティ製ツールを使うと、ハードやソフトの隅々まで確認でき、トラブル対策に役立ちます。
最後に:Windowsのバージョン確認は習慣にしておこう
自分のWindowsバージョンを確認することは、PCユーザーにとって必須のスキルです。エラーを直したり、アップグレードの計画を立てたり、システムを安全に保つために欠かせません。定期的にチェックしてアップデートを行うことで、安定性やセキュリティの向上だけでなく、新機能を安心して使えるようになります。
ちょっとした裏技:
– 手動でアップデートするには、設定 > 更新とセキュリティ > Windows Update に進むか、以下のコマンドをPowerShellで実行します:
powershell -Command "Start-Process powershell -Verb runAs -ArgumentList 'Set-ExecutionPolicy Bypass -Scope Process -Force; Invoke-WebRequest -Uri https://aka.ms/wudi -OutFile $env:temp\wudi.ps1; "$env:temp\wudi.ps1" | Invoke-Expression'"
これで自動アップデートもサクッと行えます。また、msinfo32
もお忘れなく!